環境

TB カワシマの環境活動をご紹介します。

TBカワシマ株式会社 本社『環境方針』

1. 愛知川水系・びわ湖を擁する滋賀県に本社工場を置く企業として、環境マネジメントシステムの継続的改善を図り、水質を中心とした環境負荷の低減及び汚染の予防のために、次の課題に取り組みます。
 ①排水の厳重チェックによる水質汚濁防止
 ②省エネ活動の推進によるCO2排出量の削減
 ③リサイクルの推進及び資源の有効利用による廃棄物の削減
 ④ライフサイクルを考慮した商品及び技術の開発
 ⑤環境配慮型原材料・資材及び設備の優先活用
2. 適用される環境関連の法規制及び協定等合意事項を順守します。
さらに、技術的・経済的に可能な範囲で自主基準を定め管理します。
3. 地域社会が取組む環境保全活動へ支援及び協力するとともに施設周辺の美化及び緑化に努めます。
4. 環境目標を具体的に設定・評価し、環境方針とともに年に一度見直しすることにより、環境パフォーマンスを向上させます。
5. 環境保全活動を効果的に推進させるために、必要な教育訓練を実施します。
6. 環境方針は、働くすべての人に周知させ、一般の方にも公開します。

2017年6月26日改訂

CO2削減への取り組み事例

「循環加温ヒートポンプ」の導入

従来のファブリックの洗浄工程では染色工程で発生する温排水を蒸気加熱しリユースしていました。省エネ対策として「循環加温ヒートポンプ」を採用し、既存の蒸気ボイラーとのハイブリッド化による蓄熱システムの導入に取り組み、43t-CO2 /年の削減を実現しました。
なお、本取組は平成28 年度滋賀県低炭素社会づくり賞(事業者行動計画書制度部門)を受賞しました。

「循環加温ヒートポンプ」の導入

「高性能蒸気ボイラー」へ切替え

既存の蒸気ボイラー3台を撤去し、「高性能ボイラー」2 台に切り替えることにより、ボイラー効率を改善することに成功しました。105t-CO2 /年の削減に繋がりました。

「電力デマンド監視装置」の設置

本社3 ヵ所(本館、工場、試作棟)に「電力デマンド監視装置」を設置し、節電の見える化を実施しています。リアルタイムで電力値を確認でき、目標設定値の超過が想定される場合は警告音が鳴ります。これにより、電力使用平準化と最大デマンド値の低減に成功しました。社員の節電に対する意識向上にも繋がっています。

「LED照明」へ切替え

建屋内照明並びに外灯を、順次LED へ切り替えています。

その他活動

「3R」の推進

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)に積極的に取り組んでいます。当社では排出物総量の削減に取り組み、従来、廃棄物として扱っていた端材、原反等を有価物として売却しています。
また、社員自らの手で廃棄物置場を改修し、エコステーションと名付けました。社員全員が自発的に3R に取り組む職場作りを推進しています。

「綺麗な水」活動

滋賀県条例値よりも厳しい排水自主基準値を設け、工場水質を管理しています。処理された水は、鮒も生息できます。
2016 年12 月より染色濃厚排水の前処理施設を導入し、染色工程で使用される水の量を大幅に削減しました。その他にも未処理排水漏洩防止を目的とした自動緊急遮断弁を設置しました。従来、手動だけに頼っていたものを自動化したことにより、リスク低減に繋がりました。
また、水使用量削減のために機械から排出される冷却水(30t/日)をトイレや排水処理用洗浄水として再利用しています。

「アイドリング抑制」活動

滋賀県低炭素社会づくりの推進に関する条例第37 条を順守するために「アイドリングSTOP !」の表示を当社駐車場に掲げ、温暖化ガス排出量の削減を推進しています。

「環境配慮型車両」の推進

業務用車の更新時に環境配慮型車両(ハイブリット車等)への切り替えを実施しています。

「グリーン購入」の推進

当社では環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入する活動をしています。